2/2 業

 ディズニー映画「ファインディング・ニモ」で一躍有名になった主人魚「カクレクマノミ」。
 知り合いのダイビング・インストラクターによると、巣となるイソギンチャクごとカクレクマノミを持って行くというような乱獲が沖縄などで多発しているのだそうだ。(クマノミという魚は大きなイソギンチャクで子どもを育てる)

 乱獲が多発するということは、需要が多いということの裏返し。熱帯魚ショップでは品切れ状態が続いているとのこと。

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 僕は観ていないのだけど、この映画は捕まえられたニモを父親が救い出し、海に帰る物語だと聞いた。そのハッピーエンドに感動した人たちが、苦難を乗り越えたニモを再び捕まえ、家に持ち帰り眺める...。
 なんとも、人間の業の深いこと。(映画のメッセージ性が浅薄なことも驚きだけど)

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 どこぞのチームで日本人選手がTシャツと呼ばれたのと変わらない発想で、イルハン・マンシズが来るんだそうだ。
 乱獲業者がいなくならないのも当然の理。