1/1 浦和×清水 【TV】 2-1

 あけましておめでとうございます。
 昨年は全然サイトを更新できませんでした。忙しかった、というのが大きな理由ではありますが、現在のサイト運営スタイルでは更新頻度にも限界があるのは確かでしたので、遅ればせながらblogにして日記的なものにしていこう…と思っています。
 まあ、去年の宿題がまだまだありますので、それをこなしてからになっちゃいますけど、日記だったら出張先でも出来そうなので、ぼちぼちやっていってみます。はい。

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 浦和の選手、スタッフ、サポーターの皆さん、優勝おめでとうございます。

 清水は4人の新人を使ってきた。チーム的にも狙いがはっきりして、攻守の切り替えが速く、タテを狙い続ける高質なサッカーを展開していた。意思が統一され、気持ちが良い近代サッカーだ。比較で言えば、浦和より良い内容だった。しかし、サッカーは内容だけで勝てる競技ではない。近代サッカーにありがちな、ゴール前のイマジネーションが足りなかった。問題はそこだけで(だけ…ではあるが、永遠に近い悩みでもある)、今年の清水のソフィスティケイトが愉しみだ。長谷川監督は選手たちのハートをグッと捕まえている監督らしいので、きっとうまくいくことだろう。

 対する浦和。後半20分過ぎからは動きも良くなってきたが、ディフェンス陣の頑張りに比べ、攻撃陣に試合中にも波があるのが目についた。そんな中でも、マリッチはここ一番で自分の仕事をした。いい選手だよね。Jのチームがどこか獲得した方がいいのに…。ただ、そんな状況でも勝っていけるのは、ベースの力がついた証拠でもある。真の意味で強豪となっていくのだろう。


追記

1/2の朝、何気に見返して誤字を見つけたのでそれを修正するとともに、書き忘れていたことを書いておきます。

この試合で一番興味を引いたのは、やはり若い選手の台頭である。
特に清水は若返りに成功しつつある。即ち、兵働、岡崎、枝村、青山らの年代が競い合いながら経験を積み中心選手となる2〜3年後、リーグ優勝を狙えるチームになっていく可能性がある。勇気と根気のいる作業だと思うけれど、清水の指導陣の手腕に注目したい。

浦和の細貝、赤星もそう。特に、赤星は昨年の夏にランドでのサテライト戦で見た時から、「こいつはそのうち出てくるなあ」と思っていた素材なので、出場を楽しみにしていた。まだぎこちない部分もあったけれど、要所要所にその才能の片鱗を見せていた。上手に育ててくれれば、赤星はすごいファンタジスタになれる。すごく楽しみな選手である。

若く、才能のある選手がピッチで輝き始めるのを見るのは、本当に嬉しい。サッカーを観る中でも、トップクラスの幸福感に溢れている。そういう意味では、新年を飾るにふさわしい、いい試合だった。


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 …ってな訳で、今年もよろしくお願いします。