8/6 東アジア選手権 日本×中国 【TV】 2-2
7日間で各地を飛び回ってきました。一昨日帰宅したのだけれど、風邪と昨日のプレゼン資料作成のためサッカーを観る暇なし。その後、ついに熱が出てダウン。ようやく、今中国戦を観ました。(土曜の14時です)
今さらだけれど、コメントを。
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総とっかえチームは、なかなかいいゲームをした。
前半20分までくらいはタテに速い、シンプルかつゴールを第一選択にしたチームとなった。
コンビネーションとコミュニケーション不足のため、サッカーの本質的な「ゴールを奪う」というテーマで進めざるを得なかった…と表現することも出来るように思う。半ば、怪我の功名的に。
チームとしての不完全さは、守備と遅攻に現れる。
たとえば、1点目のシーンでは、日本の左サイドでテキトーなボールに対するプレスの甘さからクロスを上げられてしまうが、かなり前の段階で数人で囲い込みボールを奪うことは出来た。そのあたりの経験(練習による覚えこみなのか、試合による経験なのか)が不足しているので、最後はあんなところで本山が身体を寄せていたし、坪井も最後の瞬間に足が一歩程度遅くなってしまった。
ただ、このあたりは微調整レベルだと思う。
遅攻の拙さも経験値不足によるためだろう。例えば、村井と茂庭との間で意思が通じずにボールが通らなかったケースが何回かあった。ボールを一度預けた村井が、再度どこで受けたいのかという意思が通じていないことが丸見えになった局面だった。
このレベルの完成度だと、後半のように中国が強いリトリート志向になってしまうと、ボールを回して攻め込むことができない。バックラインで横パスを繋げて、サイドを変えることしかできない。預けるべきところもわからないから、クサビも入れられない。(従来の代表ではヒデがいたから、初めてメンバーでもヒデに預けられた)
これから、短い時間でコミュニケーションの積み上げをやっていくのはかなり厳しいだろう。
ただ、新しい可能性が見える部分もあった。
両サイドのクロスは、従来のメンバーよりも正確で鋭かったし、巻と田中のコンビは個人的にかなり好みである。中山のがむしゃらさが好きで、ハードな仕事を厭わない巻が思い切りブレークしてくれないかなあ。
(部屋にエアコンがないって言っていた…。すごく我慢強いのだろう。笑)
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