4/3 J1 第3節 東京V×千葉 【味スタ】 2-2
ようやく効きの良い花粉症の薬を処方してもらえたので、今日は思い切って家族3人で味スタへ出かけた。1歳1ヶ月の息子のスタジアム・デビューである。
飽きちゃうんだろうなあ、という僕と妻の不安をよそに、90分中の30分ぼけっとしていて、30分寝て、30分試合を観ていた! なんと、ヴェルディのチャンス時には手を叩き、チャンスがつぶれると「オーッ」と叫んだ。(本当なんです)
もしかして、天才……? (もしかして親バカ?)
そんなわけで妻と交互に子どもの面倒を見ていたので細部は書ききれないけれど、いつものように印象をちょっとだけ。
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今日味スタに訪れた観客は11001人だったが、あまりサッカーを見ない近隣の方たちが観に来ていたなら、また観にきたい、と思ってくれるはずの試合だったように思う。
まず最初に目に付いたのはジェフ。
攻守の切り替えの速さ、タテに展開する場合のスピード、サポートと走りこみ(連動性)、守備時の数的優位の高さ(まずは守備から)、鋭いチェイシング…は昨年前半に観た2試合と印象は変わらない。しかし、相手ボールへのプレッシングの際の球際の強さ、ルーズボールや甘いボールへのチェックの鋭敏さ執拗さが、昨年より上回っているように思う。気のせいかも知れないが、羽生や阿部の体つきが一回り大きくなったようにも思う。
攻撃の選手がより高い位置でボールを奪取し基点を作る。村井が消えたかも知れないが、前線の選手がフィジカル的に強くなったことも影響するのだろう。ハードでタフな、東欧的なイメージのサッカーになった。なかなか硬派でかっこいい。それに、去年も思ったのだけれど、今の市原のサッカーはハートが熱くなる。
それからマリオ・ハース。いいねえ。もっともっと良くなるよ。
対してヴェルディ。米山が本調子ではないのか、今ひとつ精細に欠けるプレーで失点の原因となる。アルディレスは前半早々に米山を戸田に交代。おかげで戸田のプレーを久しぶりに見ることが出来た。相変わらず、ボールに対する第一歩が速い。(フィジカル的なスピードということではなく)ただ、足が止まっている時間帯も多く、1対1で遅れをとったためにレイトタックルでファウルになる場面も。本調子はまだ先のようだ。ただ、戸田が左に入ってから全体が安定し、ヴェルディはチャンスを生み出せるようになった。
相馬。ディフェンスはあまりよろしくなかったが、ボールを持って前を向いたとき、3人が囲みに来てもその合間を抜いていったのはシビレた。タテへ突破して鋭いクロスも素晴らしかった。村井とともに代表に入ってもいいんじゃない??
それから、大悟。あのボレーはすごかった。今年のヴェルディ、いいよ!
どっちが勝ってもおかしくないゲームだったけど、でも、やっぱりホームのヴェルディに勝って欲しかった。
左サイドを失って新たな戦術を組み上げつつあるチームと、左サイドを得てサイドからの攻撃ができることにより厚みが出来てきたチームの対戦、という対照的なゲームでした。
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次はFC東京戦に連れて行こうっと。
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