3/25　W杯アジア最終予選　日本×イラン　【TV】　1-2

　両チームが奪った3つのゴールのどれもが多少なりとも運の恩恵を受けていたということを考えると、ジーコ監督の運を引き寄せる脅威のパワー（なんだか怪しい広告みたいだけれど）の効力はそろそろ底をついてきたのかもしれない。

　現在の日本代表のリアクションサッカーは、イランの選択した戦略のように、前では個人能力でゴリゴリ突破を計りながら、ディフェンスは引き気味で守るような相手には弱い。
　フォワードが抜け出すスペースもない。最前線からディフェンスラインまでが離れているので、カウンター時に前線が孤立気味になり、サポートが来るのを待っている間に数的優位がなくなる。スピードアップがほとんどできない。

　そんな中、中盤で作る間に右サイドが上がってクロス、というカタチを何度も見せた。そういう選択肢を持つということはいいことだけれど、クロスの質が悪すぎる。ワンタッチで返すべきところをツータッチにしたり。ここに大きく疑問が残る。右サイドのバックアップがなぜいないのか、と。

　中盤である程度持てるのだから、サイドチェンジや中央でのポストやミドルシュートなどの工夫が足りなかったのも、大きな課題となって残った。

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　バーレーン戦では、相手の主力が欠けたとか、ホームだからとか、勝ちきるだとか、甘いことを言っていたら間違いなく足元をすくわれる。今、彼らに必要なのは、身内からのしびれるくらいのプレッシャーではなかろうか。

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　重度の花粉症でフラフラです...。