8/29 J1第3節 東京V×FC東京 【TV】 0-1

 知人の行っている事業のディレクターを始めたおかげで、昼も夜も休日もない日々が続いている。今月と来月は特にスケジュールが立て込んでいるので、なかなかスタジアムに行けそうもない…。でもさ、それとは関係ないんだけどさ、味スタをホームにしている2チームのダービーが国立って、どういうこと?

---*------*------*------*------*---

 そんなわけでテレビ観戦したんだけど、正直なところどっちもどっちという試合になった。

 ヴェルディは相変わらず足下ばかりのポゼッションサッカー。確かに繋がる。でも、いつもセーフティな選択肢なので、単にボールを繋ぐだけに終始している。相手が前線からプレスをかけてくると、ゾーンが下がってしまうので、繋げてもゴールまでははるかに遠い。危険な匂いもしない。スピードのある選手が少ないことにも一因はあるのだろうけど、このまま行くと、スピードがあったり組織がしっかりしている中位以上のチームには勝ちきれないだろう。

 ファーストステージのFC東京はけが人、代表、五輪とメンバーをしっかり構成できずに日替わりでチームを作ってきた。この試合を観ていると、その影響が未だに濃いように思う。なんと言っても、あの色鮮やかだったサイド攻撃がなりを潜めてしまった。
 後半から出場した阿部が左サイドをどんどんと突破してリズムを作ったのが勝利の要因だと思うんだけど、去年は前半にあの勢いがあった。石川が出てくるとまた変わるかも知れないけれど、そういう個人の力で大きく左右されるチームから脱却する時期にあると思っているのだけれど…。