6/1 U-23日本×U-23マリ 【TV】

 最近、10時くらいに寝て朝5時に起きてすぐ仕事に入るという生活を続けているので、夜の試合を観たあとは眠くてつらいんだけど、明日は一番の飛行機で広島なのでなんとかファースト・インプレッションだけでも。
 
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 なかなか凄い試合だった。
 痛々しいくらい「チームに残るんだ」という気持ちが見えてくる、残酷だけれども現実的な試合だった。美しささえあった。戦った選手たちには拍手を送りたい。


 この2試合を通じての一番の収穫は駒野だ。
 右サイドで攻撃を仕掛けそうになると必ず顔を出す攻撃参加のタイミングとスピード。クロスを含めた精度の高いキック。そして、上下の動きを何度も繰り返せる豊富な運動量。個人的には右サイドの第一候補となった。もともと徳永はストッパーの方が持ち味が生きそうなので、石川もうかうかしていられない状況になってきた。

 さて、今野の登場以来、ずっとうかうかしていられないぞと警句を発してきた啓太なんだけど、トルコ戦ではスタメンを外れ、この試合にかける意気込みは相当のものがあったと思う。ただ、スタジアムで観ている訳ではないので、ボールがないところの動きがわからないけれど(そこが啓太の持ち味だし)、3本くらい通したサイドへの展開パスには驚いた。なんだよ、啓太。やれば出来るんじゃん。そのプレーが続けられれば、今野&啓太でいい。啓太のキャプテンシーは必要だと思うからね。

 あとは3枚いるトップ下だよね。松井、前田、山瀬。このあたりは今度時間を見つけてアテネプレビューを書こうと思います。

 それにしてもマリは速かったし、柔らかかった。体型的にはみんな坪井タイプ。あのようなしなやかな体型は足が速いのかな。
 関係ないけど、僕が実際に近くで見た感想から言うと、坪井と曽ケ端の体型って似ている。驚くほど膝から下が細い。(松代もそんな感じ)
 
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 この残酷さが糧になるのだから、僕たちもたいがい罪を背負った生き物ですね。

 DVD録画に成功したら、明日か明後日イングランド戦を書きます。