4/14 J1第5節 FC東京×C大阪 【味スタ】

 東京多摩地方は午後から天気が崩れて生憎の雨天試合になってしまった。さすがに今日は空いているのだろうなあと思いきや、2万人を超える入り。帰りに味スタから乗ったタクシーの運転手は「人気があるんですねえ!」と驚きながら、
長めの客がいるかも知れないと僕を自宅に送り届けてから味スタに戻っていった。


 この試合で、ケリーとルーカスのコンビがホーム初披露となった。確かにブラジルらしいコンビは少しは観られた。しかし、前評判ほど良いものではないな、というのが印象。まあケリーも本調子ではないのだろうし、これからコンビ自体は上昇していくのだろうけど。

 ルーカスも最近は足下での楔だったらさばくようになってきた。しかし、やはり背中にディフェンダーを背負って仕事をするタイプではないようだ。足下の楔もあまり得意じゃないことをなんとかやっているように見える。
 最初にルーカスを観た時からの疑問なのだけど、高い位置からのスピーディーな攻撃がひとつのウリのチームなのに、どうして強化は基点を作ることができるポストプレイヤーを獲らなかったのだろう? あえてルーカスを入れたのは、きっと素晴らしい特徴があるのだろうと思う。問題は「今のところその素晴らしさが見えてこない」というところだ。

 次はボランチなのだけど、毎回微調整を続けているわりにはあまりよくない。今野のプレー自体はいいのだけど、チームとしてバランスが取れているかというと、そうでもない。今だったら宮沢と今野よりも、宮沢と三浦の方がチーム力があがるだろう。

 また宮沢は「さすがにそれはマズイでしょ」というミスキックも目立つのだけど、それよりタテへの勝負パスが減ってきたのが気になる。これは、相手チームがタテのスペースをケアしていて飛び出すところがなくなってきたということに繋がっている。この試合では自慢のサイド攻撃は鳴りを潜めた。クロスがどれだけあがったのだろうか。

 後半に阿部を入れて2トップにした采配は良かったと思う。当初3対2の状況だった中央が、3対3になるケースが増えて、セレッソのディフェンスブロックはかなり厳しくなっていた。

 ジャッジもナイーブではあったが、ホームで勝ち点2を取りこぼしたのは、相手のディフェンスが崩壊しかけているのにも関わらず、何度もあった決定機を悉く外したため。
 本当にこの問題は根が深い。

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 さて、対するC大阪なのだけど、この試合に対する意気込みはかなりのものがあったように思う。特に前半の前線でのプレッシャーは凄まじいものがあった。
 徳重がやや上がり気味の4バックとボランチの下村のディフェンスブロックは、後半ガタガタにされたけれど、なんとか凌いだ。特に走り回ってバイタルエリアを死守したイケメンの下村は良かったと思う。

 まあ、この日のポイントは、左に苔口(しかし速いね!)と徳重というスピードのある選手を2枚使って、FC東京の右を潰したこと。
 勝ち点1に留まってしまったけど、これは明日に繋がる勝ち点1だったように思う。だいいち、攻撃は誰が見ても破壊力抜群なのだから、このままディフェンスが安定して、濱田のスタミナとかが向上していけば、かなり面白くなるのではないか。