3/14 U-23日本×U-23バーレーン 【TV】

 しかし、最終予選というものは、簡単に抜けさせてはもらえないようだ。
 奈落と天空を行き来するシャトル便に乗り合わせたかのような、魂を揺るがすシナリオの連続。
 実に胃に悪い最終予選である。

---*------*------*------*------*---

 試合に関しては、季節外れの台風的な大型アクシデントとその余波の津波に見舞われたために起用も選手交代もうまくいかなかった、というのはみなさん周知のとおり。それが全てでもある。
 しかし、トゥーリオの負傷交代と那須の足の負傷が痛かった。あの状態では、なかなか交代のカードをきれず、勝負には出れない。

 原則的な狙いは、高松のポスト、達也のポスト、こぼれだまとウラなど。まあ、悪くはなかった。

 勝負の分かれ目は、やはり大舞台ではチャンスは数度しかなく、それを活かすか、活かせないか、という結論になるだろう。

 右サイドの徳永はVTRをよく見ないとわからないけれど、あそこにいる必要があったように思う。(暇があったら確認してみます。まず、そんな時間なんてないと思うけど)

---*------*------*------*------*---

 台所事情は厳しかった。
 貯金もなくなってしまった。
 でも、下を向いていたってしょうがない。
 あとの2試合を勝ち抜くだけ。ただ、それだけだ。

 3者横一線に並んだここからは気持ちの勝負。どれだけ彼らがアテネに行きたいか、その勝負になる。頑張れ、谷間世代と言われた男たち。ここからが正念場だぞ。

 僕たちも羅針盤の針をもう一度アテネにあわせ、帆を高くあげよう。
 残念がるのは後だってできるからね。

 しかし…昨日に続くけど、サッカーって本当に面白いよなあ。とほほ。